PC が壊れても事業が止まらない GitHub バックアップ術

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PCが壊れても止まらないGitHubバックアップ術

使っている PC が突然壊れたら、事業も全部止まってしまう……。

そう考えると、ちょっと不安になりませんか?

AI会社 は Windows PC 1台で複数の副業事業を自動運営しているので、PC が壊れたら全事業が止まります。だからバックアップは絶対に欠かせません。

ただ、フォルダをそのままコピーして外に持ち出すのは危ないんです。

API キーやアフィリのリンクコード、まだ公開していない記事の下書きなど、人に見られたら困るファイルが大量に混ざっているからです。

ここでは GitHub のプライベートリポジトリ (招待した人だけが見られる非公開の保管庫) を使って、コードと設定だけを安全に同期する手順を書いていきます。

目次

なぜ普通のクラウド同期じゃダメ?【Gitを選んだ理由】

僕も候補を3つ並べて比べました。

  • Google Drive や OneDrive の同期 → 一時ファイルまで巻き込んで容量を食う・履歴管理が弱い
  • 外付け SSD への手動バックアップ → 差分を追えない・復元に時間がかかる
  • GitHub プライベートリポジトリ + Git → 差分も履歴も残り、復旧手順をファイルで残せる

AI会社 のようにコード・テキスト・データベースが混ざる環境では、Git が一番扱いやすいというのが結論でした。

要らないファイルは除外設定で弾いて、必要なものだけ同期できますよ。

何を上げて何を上げない?【最初に線を引く】

一番大事なのは、「何を上げて、何を上げないか」を最初にはっきり決めることです。

同期するのは、コードと設定と各事業の運用ファイルだけ。

API キー本体・アフィリエイトのリンクコード・未公開の記事下書き・動画素材・実行ログは絶対に同期しません。これらは GitHub 上に上がった瞬間にリスクになるからです。

具体的には .gitignore という除外リスト用のファイルを置きます。

そこに .env (環境変数を書くファイル)、secrets/ (機密情報のフォルダ)、drafts/ (記事下書き)、recordings/ (動画素材)、ログ系のフォルダをまとめて書いて除外します。

事業ごとの下書きフォルダはワイルドカード指定にしておくと、新事業を追加したときも自動で除外されるので楽ですよ。

プライベートリポジトリと SSH 鍵はどう設定する?

まず GitHub で「New repository」から新規作成します。

ここで Private を必ず選んでください。コードも事業戦略も丸見えになるので、Public は厳禁です。

README の自動生成はチェックを外して、ローカルから初回 push する形にします。

GitHub への接続は SSH 鍵 (パスワードの代わりになる電子鍵) で行います。専用の鍵を1本作って GitHub に公開鍵を登録すれば、以後パスワード入力なしで安全に push できます。

最初の push に使う最小限のコマンドは、これだけです。

git init
git remote add origin git@github.com:YOUR_USERNAME/ai-company.git
git add .gitignore .env.example
git commit -m "chore: initial commit"
git push -u origin main

最初に .gitignore.env.example (キー名だけ書いた空テンプレ) だけを送ります。

その後にコード本体を順次追加していきます。

機密情報が誤って上がらないかを、最初の小さな commit で確認するのが安全策です。

新しい PC でちゃんと戻せる?【復旧手順書を1枚置く】

ここが今回いちばん重要なところです。

GitHub にコードが上がっていても、新しい PC で何をどう戻すかを覚えていなければ意味がありませんよね。

そこで docs/recovery.md という1枚のマークダウンファイルを作ります。

新 PC が来たときに、このファイルを見るだけで戻せる手順を書いておくんです。中身は5ステップで十分でした。

  1. 開発ツール一式を winget でインストール (Python・Node.js・Windows Terminal・Claude Code 等)
  2. SSH 鍵を作り直して GitHub と XServer (レンタルサーバー) に登録
  3. リポジトリを git clone して Python の仮想環境を作り、必要パッケージを入れる
  4. パスワードマネージャから .env の中身を復元
  5. 動作確認用のスクリプトを叩いてサーバー疎通とコマンド起動を確認

このファイル自体は GitHub 上に上がっているので、新 PC のブラウザから GitHub を開けば、すぐに手順書が見られます。

これがあるだけで、PC が変わっても落ち着いて復旧できますよ。

.env に Anthropic の API キーを置かないで

最後に、ひとつ罠の話をしておきます。

.env に「ANTHROPIC_API_KEY」を書くと、Claude が API 経由で動いてしまうんです。

すると Claude Code Max サブスクの定額枠とは別に、従量課金が発生してしまいます。

AI会社 では LLM はサブスクの枠内で回す方針なので、.env.example には「ここに API キーを書かないでください」という注意書きだけ残します。本体の .env にも絶対に書きません。

月の請求が静かに膨らむタイプの事故なので、明文化しておく価値がありますよ。

まとめ

GitHub プライベートリポジトリ・.gitignore での除外設定・recovery.md (復旧手順書) の3点セット。

これで PC 移行は、1日仕事から半日仕事に圧縮できます。

「人に見られたらまずいファイルを同期から外す」と「新 PC で何をやるかをファイルに残す」の2つを徹底してみてください。

PC が壊れても事業が止まらない状態を作れます。

副業をスケールさせていくほど、この基盤の有無で精神的な余裕が変わってきますよ。


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