「SWELL 設定 → 一般 → Google アナリティクス」 と書いてある記事を読んでウンウン頷きながら設定画面を開いたら、そのメニューが存在しない。これが 2026年版の SWELL の現状です。
過去のバージョン (具体的には数年前まで) には GA4 トラッキング ID とSearch Console 認証コードを入れる専用欄がありました。今は SWELL がガイドする標準フローが変わり、「カスタマイズ → 高度な設定 → headタグ終了直前に出力するコード」 に直接スニペットを貼り込む方式に統一されています。
この記事では、その新フローでGA4 と Search Console を 10分で投入 する手順を、実投入ログ付きで公開します。
目次
- なぜ 2026年版では仕様が変わったのか
- GA4 トラッキングコードを取得
- Search Console 認証 meta タグを取得
- SWELL の head 出力に投入
- リアルタイム計測 / 所有権確認の検証
- ハマりやすい 2点
- 投入後すぐに確認すべきこと
1. なぜ 2026年版では仕様が変わったのか
WordPress テーマ側で GA4 や Search Console の専用欄を持つと、プラグイン (たとえば Site Kit by Google) との二重計測 が発生しやすくなります。SWELL はそのリスクを避けるため、専用欄を廃止して「head タグに出力するコード」一箇所に集約する設計に切り替えました。
ユーザー側のメリットは:
- 計測ツールを切り替えるとき (Plausible / Microsoft Clarity 等) も同じ場所を編集すればよい
- プラグインで GA4 を入れた場合との衝突が起きない
- カスタマイザのバックアップ (theme_mod) にすべてのコード断片が含まれるため、サイト移行時の取り回しが楽
デメリット: 古い記事を真に受けて専用欄を探すと迷う。本記事はこの混乱を解消するためのガイドです。
2. GA4 トラッキングコードを取得
Google Analytics (https://analytics.google.com/) で:
- 「管理」(左下歯車アイコン) → 「データストリーム」 → 該当サイトを選択
- 「ウェブストリームの詳細」画面で 「測定 ID」(
G-XXXXXXXXXXの形) をコピー - 同じ画面の「タグの実装手順を表示する」 → 「手動でインストールする」を開く
- 提示された gtag.js スニペット をコピー
スニペットは以下の形 (測定 ID 部分は自分のものに置き換わります):
<!-- Google tag (gtag.js) -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-XXXXXXXXXX"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX');
</script>
3. Search Console 認証 meta タグを取得
Google Search Console (https://search.google.com/search-console) で:
- 「プロパティを追加」 → URL プレフィックス → 自分のサイト URL (例:
https://ai-shacho.com/) を入力 - 「所有権の確認」画面で 「HTML タグ」 方式を選ぶ (HTML ファイルアップロードではない)
- 提示された認証 meta タグをコピー:
<meta name="google-site-verification" content="vs2mYA6QyiZ・・・(自分の認証コード)" />
「確認」ボタンはまだ押さないこと。先に SWELL に貼り付けた後で押します (順序が逆だと所有権確認に失敗します)。
4. SWELL の head 出力に投入
WP 管理画面 → 外観 → カスタマイズ → 高度な設定 → 「\</head> タグの直前に出力するコード」 へ移動。
ここに GA4 スニペットと Search Console meta タグを連結 して貼ります:
<meta name="google-site-verification" content="vs2mYA6QyiZ・・・(自分の認証コード)" />
<!-- Google tag (gtag.js) -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-XXXXXXXXXX"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX');
</script>
「公開」ボタンを押す。これでサイトの全ページの </head> 直前にスニペットが出力されます。
5. リアルタイム計測 / 所有権確認の検証
GA4 のリアルタイム計測
Google Analytics の管理画面 → 「レポート」 → 「リアルタイム」 を開いた状態で、別タブから自サイトを開きます (例: https://ai-shacho.com/)。
数秒〜30秒以内に 「過去 30分間のユーザー数: 1」 が表示されれば計測は通っています。
Search Console の所有権確認
Search Console の「所有権の確認」画面に戻り、「確認」ボタンを押す。
所有権が証明されました
プロパティ: https://ai-shacho.com/
と表示されれば成功です。これで以降、Search Console から自サイトの検索クエリ・クリック数・インデックス状況を見られるようになります。
6. ハマりやすい 2点
6-1. SiteGuard が Search Console のクローラを弾く
SiteGuard プラグインの「ログインページ変更」「画像認証」 等は問題ありませんが、「不正アクセス検知 (詳細設定)」 で WAF っぽい挙動を有効にしていると、Search Console のクローラ (Googlebot) や所有権確認用の HTTP リクエストが拒否されることがあります。
検証段階で「所有権確認に失敗」のエラーが出たら、SiteGuard の WAF 設定を一時的にオフにして再試行 → 成功したら戻す、という順序で確認します。
6-2. Cookie 同意バナー入れる場合の順序
将来 Cookie 同意バナー (Cookiebot 等) を入れる場合、バナーの実装スクリプトを </head> 直前ではなく <head> 内の早い位置に置き、gtag は同意取得後に発火 させる必要があります。
ただ、これは初日対応では不要です。とりあえず GA4 を計測しはじめて、月間 1000 PV 超えたあたりで Cookie 同意周りを整える方が現実的です。
7. 投入後すぐに確認すべきこと
| 確認項目 | 方法 | 期待値 |
|---|---|---|
| GA4 計測 | リアルタイムレポート | 自分のアクセスが 30秒以内に出る |
| Search Console 所有権 | 認証ボタン | 「所有権が証明されました」 |
| ページソース | <head> 内に gtag.js / verification meta が出力 |
View Source で確認 |
| プラグイン重複 | Site Kit by Google 等を入れていないか | 入れていれば削除 |
まとめ
2026年版の SWELL では、 「外観 → カスタマイズ → 高度な設定 → \</head> タグの直前に出力するコード」 が GA4 / Search Console を含むあらゆる head 出力スクリプトの集約場所です。専用入力欄を探して時間を溶かさないように。
10分で計測基盤が立ち上がるので、サイト立ち上げ初日に必ず終わらせておくのが定石です。記事を 1本でも公開する前に計測を入れておけば、初記事の伸びをキレイに観測できます。
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