XServer に SSH で繋ごうとして、毎回パスフレーズを聞かれてうんざりしていませんか?
僕が AI会社 で書いてきた自動化スクリプトは、すべて コマンド一発で XServer に SSH 接続できる ことが前提なんです。
WordPress に記事を自動投稿したり、SWELL のカラーを一括設定したり、お問い合わせフォームを自動で作ったり。
その土台が、このパスフレーズなしの SSH 接続です。
ところが Windows だと、ここが地味に詰まりやすい。
「鍵を作ったのに毎回パスフレーズを聞かれる」「再起動したら設定が消えていた」。
こういうところでハマる人、多いんですよね。
この記事では、Windows 標準の機能だけで、PC再起動後も繋がり続ける状態を作る手順をまとめます。
最初の1回だけ手を動かせば、あとはずっとラクになりますよ。
なぜ「鍵を覚えておく」仕組みが必要なの?
そもそも、なぜパスフレーズを毎回聞かれるんでしょうか。
Windows には ssh-agent (秘密鍵を裏で覚えておく仕組み) が標準で入っています。
これが動いていれば、パスフレーズを聞かれるのは PC起動後の最初の1回だけ。
それ以降は SSH を叩くたびに、自動で鍵を渡してくれるんです。
逆に、これが効いていないとどうなるか。
Python のスクリプトから SSH を叩くたびにパスフレーズ入力を求められて、自動化がそこで止まってしまいます。
だから、まずこの仕組みを動かすところから始めましょう。
1. XServer側でSSHを有効化する
XServer のサーバーパネル → SSH 設定 → ON を選びます。
これで XServer 側の SSH ポート (10022) が開きます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ポート | 10022 (固定) |
| ユーザー名 | サーバーアカウント (例: xs123456) |
| ホスト名 | サーバー番号 (例: sv1234.xserver.jp) |
ユーザー名とホスト名は「アカウント情報」画面に表示されています。
後の手順で使うので、メモしておきましょう。
2. ssh-agentをWindows起動時に自動で動かす【永続化の核心】
ここが「再起動したら設定が消えた」を防ぐ一番大事な部分です。
Windows 11 には ssh-agent が標準で入っていますが、最初は無効化されています。
管理者権限の PowerShell で次の2行を実行すれば、PC起動時に自動で立ち上がる状態になります。
Set-Service -Name ssh-agent -StartupType Automatic
Start-Service ssh-agent
==Automatic に設定したことで、Windowsを再起動しても ssh-agent が自動で走るようになります。==
3. 鍵を作ってXServerに登録
次に、接続用の鍵を作ります。
PowerShell で鍵を生成します (パスフレーズは付けておくのが安全です)。
ssh-keygen -t ed25519 -C "xserver-aishacho" -f $HOME\.ssh\xserver_aishacho_ed25519
生成された鍵を ssh-agent に登録します。
ここで聞かれるパスフレーズが、PC起動後の最初の1回だけになります。
ssh-add $HOME\.ssh\xserver_aishacho_ed25519
公開鍵 (拡張子 .pub のファイルの中身) をクリップボードにコピーします。
それを XServer サーバーパネルの「SSH 設定」→「公開鍵登録・更新」にペーストします。
Get-Content $HOME\.ssh\xserver_aishacho_ed25519.pub | clip
4. 接続コマンドに名前を付ける
毎回 ssh -p 10022 xs123456@sv1234.xserver.jp と打つのは面倒ですよね。
~/.ssh/config に短縮名 (エイリアス) を書いておきましょう。
Host xserver-aishacho
HostName sv1234.xserver.jp
Port 10022
User xs123456
IdentityFile ~/.ssh/xserver_aishacho_ed25519
ServerAliveInterval 60
最終行の ServerAliveInterval 60 は、長時間アイドル状態でも接続が切れないようにする保険です。
スクリプトが連続で SSH を叩くときに、繋ぎ直しコストを減らせます。
これで接続テストをしてみます。
ssh xserver-aishacho "echo OK"
==パスフレーズプロンプトが出ずに OK が返ってきたら成功です。==
つまずきやすい1点だけ補足【PowerShellから呼ぶ】
最後に、ハマりやすいポイントを1つだけ。
Windows OpenSSH の ssh-agent は PowerShell から使う前提 で動いています。
Git Bash や WSL から ssh を呼ぶと、別系統の ssh-agent が動いていて鍵が見えないことがあるんです。
スクリプトから SSH を叩くときは、PowerShell から呼ぶように統一しておきましょう。
まとめ
ssh-agent の永続化は、自動化の見えない土台です。
一度組んでしまえば、PC を再起動した後も ssh xserver-aishacho がパスフレーズなしで通る状態が続きます。
その上に WordPress 自動投稿・SWELL 設定スクリプト・お問い合わせフォーム自動設置などを積み上げる。
すると、副業のサイト運用が「毎日同じ画面操作の繰り返し」から解放されます。
AIで稼ぐ目線で言うと、ここが効いてきます。
パスフレーズなしで繋がる状態を作っておくと、AIに「毎朝サーバーへ接続して記事を自動投稿させる」といった無人運用が組めます。手作業を消した分の時間を、商品リサーチや実際に使ったサービスのレビュー記事づくりといった”収益に直結する作業”に回せる。
AI副業で伸びる人は、この「作業の自動化 → 浮いた時間を稼ぐ作業へ」の循環を早く作っています。
最初の1回だけ手を動かしておく価値、十分にありますよ。
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