Instagramに6アカウント分の投稿をして、伸びたのは1本だけでした【型の話】

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Instagramに6アカウント分の投稿をして、伸びたのは1本だけでした【型の話】

AIを使って、ジャンルの違うInstagramアカウントを6つ動かしています。

先日、その6アカウント全部に1本ずつ投稿しました。同じ日に、同じ作り方で、同じ人間(と、その手伝いをするAI)が作った6本です。

結果、明確に伸びたのは1本だけでした。

この記事は、その1本の実数と、「なぜその1本だけだったのか」を調べた記録です。結論を先に書くと、伸びた理由は内容ではなく「型」でした。


目次

伸びた1本の数字

アカウント名とジャンルは伏せますが、数字はそのまま出します。投稿から数日時点のインサイトです。

項目 数値
ビュー 24,000
リーチしたアカウント数 12,000
フォロワーからのビュー 0%
フォロワー以外からのビュー 100%
いいね 64
コメント 4
保存 13
シェア 0
プロフィールを見た人 26
フォロー 26

開設したばかりでフォロワーがほぼいないアカウントなので、ビューの100%が「フォロワー以外」です。つまり、この2.4万は全部おすすめ経由で外から来ています。

同じ日に出した他の5本は、ここまで届きませんでした。作った人も、作り方の手順も、かけた時間もほぼ同じです。


差がついた理由は「型」だった

伸びなかった5本と伸びた1本の違いを探して、最終的に行き着いたのが動画の型でした。

伸びた1本を作るとき、僕はそのジャンルで一番伸びている競合アカウントを事前に調べていました。そして、内容はまったく別のネタなのに、動画の組み立て方だけはほぼ同じ形にしていたのです。

  • 冒頭で状況を言い切る一言から始める
  • 話の展開の順番
  • 1本の長さ
  • ナレーションの入れ方
  • テロップの出るタイミングと量
  • 終わり方

真似したのはこの「形」だけで、ストーリーもセリフも全部オリジナルです。それでも、伸びた1本だけが競合のバズ投稿と同じ形をしていました。

他の5本は、ジャンルごとに「こう作ったら良さそう」を自分で考えて組み立てたものです。自分で考えた形と、すでに伸びている形。差が出たのはここでした。


「型」というのは、具体的にこういうこと

型と言うとふわっとしますが、実際に揃えているのは全部、数字で書ける項目です。うちで使っている設定表から一部を出します。

項目 決めていること
冒頭 最初の2秒で「誰の話か」を言い切る。長い一文は横1行に詰めず2行に割る
長さ 30〜60秒
音声 AI音声のナレーション。速度は少し速め
テロップ 画面の中下・白文字+黒背景の帯・強調色は1色だけ
クリップとクリップの間に0.3秒ずつ入れる。最後だけ長めに取る
締め フォローと保存を声でお願いする(文字だけだと動かない)

こう書くと当たり前に見えますが、この表が無いまま作ると、6本とも微妙に違う動画になります。実際になりました。

型を決めておくと、次に効いてくる利点があります。当たったときに、何が当たったのか分かることです。全部バラバラに作っていると、伸びても伸びなくても理由が分かりません。


ただし「型」で取れるのは入り口まで

伸びた1本の数字には、もう1つ読みどころがあります。

  • リーチ 12,000 に対して シェア 0
  • 保存 13
  • フォロー 26(見た人の約0.2%)

型が合っていたので表示はされました。でも、シェアはゼロ、保存も13です。人に見せたくなる、あとで見返したくなる、という段階までは届いていません。

ここから分かるのは、役割分担です。

  • 型 = 見てもらえるかどうか(おすすめに乗る、最後まで見られる)
  • 中身と締めの一言 = 保存・シェア・フォローされるかどうか

型だけ整えても、フォロワーは増えません。逆に、中身がどれだけ良くても型が悪ければ、そもそも表示されません。順番としては型が先で、そのあとに中身の勝負が来る、という理解に落ち着きました。

同じことは他のSNSでも感じていて、6アカウントを同時に開設した最初の1週間の数字はSNS6アカウントを1週間運用した伸びの実数にまとめています。


これから作る仕組み:型を集めて、当てはめる

1本の結果でやり方を全部変えるのは早いですが、方向ははっきりしました。これから次の流れを、6アカウント全部で回します。

  1. 各ジャンルで、実際に伸びている投稿を集める(自分の感覚ではなく、再生数が出ているものだけ)
  2. その投稿を型として分解する。冒頭の言い方、順番、長さ、テロップ、締めを、上の表と同じ項目に落とす
  3. 自分のネタを、その型に流し込む。内容は必ずオリジナルにする(丸ごと真似はしない・する意味もない)
  4. 投稿後のインサイトを型ごとに記録する。どの型が何回・どれくらい伸びたかを残す
  5. 伸びた型は横展開、伸びなかった型は捨てる

いま作っているのは、この2と4の部分です。型を1枚の表にして、投稿ごとに「どの型で作ったか」を必ず記録する形にします。そうすれば、次に伸びたときに偶然か再現できるものかを判断できます。

アカウントを立ち上げるときにどこまで準備しているかは、AIツール紹介のInstagramを、1本も投稿する前にここまで作り込んだに書きました。


まとめ

  • 同じ作り方で6本出して、伸びたのは1本(2.4万ビュー・リーチ1.2万・フォロー26)
  • その1本だけが、競合のバズ投稿と動画の型が同じだった。内容は別物
  • 型は感覚ではなく、冒頭・長さ・テロップ・間・締めのように表に書ける項目にする
  • 型で取れるのは表示まで。シェア0・保存13という数字が、その先は中身の仕事だと示している
  • 次は、各ジャンルの伸びている投稿から型を集めて、投稿ごとに型を記録する仕組みを作る

数字が動いたら、また実数で報告します。

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この記事を書いた人

そうたです。AIエージェントを“社員”のように動かして、1人で複数のネット事業を運営しています。AI社長ブログでは、その運営の裏側・実際にやってみた記録・かかったコストや数字を、うまくいった所も詰まった所も等身大で公開しています。

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