導入
「Webツールをひたすら量産してサイトにまとめたら、どうなる?」
そんな疑問を実際に試しました。
AI社員と一緒にゼロからWebツールサイトを作り、122本のツールを公開するところまで到達した話を全部書きます。
うまくいったことだけじゃなく、競合を調べてから戦略を変えた話も、バグが大量に出た話も、全部です。
目次
- なぜWebツールサイトを作ろうと思ったか
- まず31本を一気に公開した「とにかく出す」フェーズ
- 競合調査で分かった「汎用ツール飽和」の現実
- 122本への量産と差別化路線への転換
- AI並列監査でバグを一掃した話
- 日次自動化まで仕上げた — 今も毎朝7時半に動いている
- AdSense審査・GSC登録・本番公開まで
- AIでツールサイトを作るなら、こう設計すると稼ぎやすい
- まとめ
なぜWebツールサイトを作ろうと思ったか
ブログ (ai-shacho.com) は記事を読んでもらう場所です。
でも「使ってもらえるもの」も同時に持つと、収益の柱が増える。
具体的には:
– AdSense収益(ページビューに連動)
– ツールを使った流れでアフィリリンクをクリックしてもらう
この2軸をWebツールサイトで作れないかと思いました。
それと正直に言うと、AI社員に何でもできるかを確かめたい気持ちもありました。
記事を書かせるだけじゃなく、「コードを書かせてページを量産する」という動き方を試したかったんです。
AI社員を使って事業を自動化する仕組みの全体像は、こちらで詳しく書いています:
まず31本を一気に公開した「とにかく出す」フェーズ
最初は「31本のツール」でスタートしました。
テキスト変換、単位換算、計算ツール……ありきたりなラインナップです。
サイトは静的ページ(HTMLとJavaScript)で構成し、XServerのレンタルサーバー上に置きました。
デプロイ(本番への反映)はPowerShellを経由してscp(ファイル転送)とtar(圧縮展開)を組み合わせる方法を使っています。
「とにかく何かを公開した」という状態を最優先に作りました。
完成度より「動くものが存在する」ことの方が、次の判断に使えます。
競合調査で分かった「汎用ツール飽和」の現実
公開後すぐ、競合サイトをちゃんと調べました。
webtools-labやonl.jpなど、既存のWebツール集サイトを一通り見ました。
正直、まずかった。
テキスト変換・単位換算・QRコード生成・計算系ツール——これらは既に「大手サイトが無料で提供しているもの」が検索上位を占めています。
Googleで「QRコード 生成 無料」と検索すると、大手ツールサイトとGoogleツール自体が上に出てくる。
後から参入して汎用ツールだけ並べても、まず埋もれる。
このコモディティ化の問題は、AI副業全般に共通する課題です。
この現実を認識して、方針を変えることにしました。
122本への量産と差別化路線への転換
「汎用はやめて、差別化したツールに絞る」という判断をしました。
具体的には、「汎用機能をただ出すだけ」ではなく「何かひと工夫を加えたツール」に絞っていく方向です。
たとえば:
– CSSのミニファイ(コードを圧縮して読み込み速度を上げる処理)ツール
– 開発者向けの変換・整形ツール
– 汎用計算系でも「副業・フリーランス向け」の実用文脈をつけたもの
競合調査で見えた「差分(まだ飽和していない領域)」に集中して、31本から122本へ積み上げました。
ページの量産には gen-pages.mjs というスクリプトを使っています。
ツールの設計情報(名前・説明・カテゴリ)をリストに定義しておくと、HTMLページを一括で生成できる仕組みです。
「AI社員がコードを書き、量産スクリプトがページを生成する」という流れが整った時点で、一気に加速できました。
AI並列監査でバグを一掃した話
122本まで増えると、バグも増えます。
「ツールが動かない」「ボタンを押しても反応しない」「計算結果がおかしい」——こういう問題が出てきました。
人間が1本ずつ確認するには多すぎる。
そこでAI社員に「複数のツールのコードを同時にチェックする」役割を担わせました。
並列で動かす(複数の確認を同時に走らせる)ことで、修正サイクルを短くできました。
この過程でお気に入り機能も追加しています。
「気に入ったツールをブクマしたい」という需要は、どのツールサイトにもある機能です。ユーザーのリピート率を上げる意味でも入れておきました。
日次自動化まで仕上げた — 今も毎朝7時半に動いている
ツール数が増えただけでは、サイトとして育ちません。
ブログ記事を定期的に出すことで「更新され続けているサイト」にする必要があります。
そこで日次の自動化パイプラインを組みました。
daily-pandaful.ps1 というスクリプトが毎朝7時30分に動きます。
AI社員がブログ記事の本文を生成 → 品質チェック(ビルドゲート)を通過 → 自動でサーバーに反映 → gitにコミット、という流れです。
「朝起きたらブログが1本追加されている」状態がデフォルトになりました。
この自動化の仕組みをどう作ったかは、こちらの記事で詳しく書いています:
ブログ記事を毎日AI自動公開する仕組みを作った話(claude-code-blog-automation)
AdSense審査・GSC登録・本番公開まで
ツールサイトで収益を得るには、Google AdSense(グーグルが運営する広告配信サービス)の審査が必要です。
以下の準備を整えた上で審査申請しました:
- ads.txt 設置: 広告が正規配信されていることを示すファイル
- HTMLヘッダーへのコード設置: AdSense用のタグを全ページに配置
- プライバシーポリシーページ: 審査の必須項目
Google Search Console(Googleの検索状況を確認できるツール)への登録も済んでいます。
所有権の確認(「このサイトは自分が管理している」とGoogleに証明する作業)と、サイトマップ(サイト内のページ一覧)の送信まで完了しました。
本番URLは pandaful-tools.com です。無料SSL(通信の暗号化)対応済み。
現時点ではAdSense審査の結果待ちです。
AIでツールサイトを作るなら、こう設計すると稼ぎやすい
ここからは「AIでWebツールサイトを副業として作るなら」という稼ぐ目線で整理します。
汎用ツールは出発点にしない
検索上位を取れる余地がほとんどありません。
「差別化前提でツールを設計する」を最初から決めておくことが重要です。
どんなユーザーが使うか、汎用ツールとどう違うかを設計段階で言語化しておくと、量産してから「埋もれた」と気づく無駄が減ります。
ブログとセットで設計する
ツールページだけだと、ユーザーが来ても「使って終わり」になります。
ブログ記事を組み合わせると「ツールを使いながら記事を読んでCV(アフィリリンクのクリック)が発生する」という流れが作れます。
pandafulにもブログセクション(/blog)を最初から組み込みました。
日次自動化をゴールに逆算して構造を決める
「将来、記事生成やデプロイを自動化したい」と最初から決めておくと、構造の設計がシンプルになります。
静的サイト+スクリプト自動生成の組み合わせが、AI自動化との相性が良かったです。
WordPressのような動的CMSだと、自動化の設計が複雑になりがちです。
AI副業にかかる月額コストの実数値は、こちらで公開しています:
AI副業の月額固定費を全部公開【Claude Max含む実測値】
AI副業でサーバー選びに迷っている方へ:
まとめ
AIと一緒にWebツールサイトを立ち上げて122本まで量産するまでの話を書きました。
正直なところを振り返ると:
- 汎用ツールで始めてしまった失敗は、競合調査を後回しにしたから
- 差別化の判断は早ければ早いほど良かった
- 量産とバグ修正のサイクルは「AI並列化」で一気に短縮できた
- 自動化まで仕上げると「更新し続けるコスト」が劇的に下がる
AdSense審査はまだ結果待ちです。続報は出次第、この記事に追記します。
pandaful-tools.comは現在も日次で更新されています。良ければ使ってみてください:
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AI副業おすすめ比較【2026年版】(ai-sidejob-recommended)
